南アフリカのワイン法関連

南アフリカのワイン法 W.O.(ワインオブオリジン)

 南アフリカ共和国はイギリス連邦加盟国であり、ワインについてもEU法に準拠した制度が制定されています。
1973年に成立したその制度はワインオブオリジン(Wine of Origin/W.O.)と呼ばれ、ラベルの表示や名称などに制限を設けています。

  • 産地名表示
    南アフリカのワイン産地は、W.O.に基づいて4つの地方とそれぞれに属する数十の地域、地域の中をさらに細分化する地区に分類されます。
    これらの地名を使用する場合には、そこで生産されたブドウを100%使用していなければなりません。
    つまり、大きな区分である地方名が記されている場合は比較的産地の範囲が広く、より細かい分類の地名が記されているほど、産地が限定されるボトルである、ということです。

  • ヴィンテージ、使用品種
    収穫年やブドウの品種名を表示する場合には、それぞれ85%以上が該当するブドウである必要があります。

  • サスティナブル認証
    2010年からは、IPW(Integrated Production of Wine)やWSA(Wines of South Africa/南アフリカワイン協会)などが、「サスティナブル認証制度」を開始しました。
    これは、環境的、社会的に持続可能性に配慮したワインに与えられる認証で、グリーンラベル認証とも呼ばれています。
    品質表示も兼ねており、例えば瓶内二次発酵を伴うトラディッショナル製法のスパークリングワインには、「Cap Classique」の文字が表示されることになっています。