シャンパン以外のスパークリングワイン
カテゴリーの概要
シャンパン(シャンパーニュ)以外のスパークリングワインについて、製法や国、特徴などを解説しています。
-
シャンパン以外のスパークリングワインの製法 スパークリングワインとはその6
シャンパーニュ製法においては、炭酸ガスを得るための手法として「瓶内二次発酵」が指定されています。でも、フランス国内のシャンパーニュ以外の地域、そして世界各国でもスパークリングワインは作られており、これらの中にはシャンパーニュ製法以外の方法をとっているものも当然あります。
-
フランスのスパークリングワイン(ムスー、クレマン、ペティアン、ヴァン・ムスー) スパークリングワインとはその7
ムスーは、フランスで造られるスパークリングワインのうち、シャンパンと同等のガス圧(5気圧以上)のものを指します。AOCに指定されているものもあり、それらはシャンパンと同じ「シャンパーニュ製法」で造られますが、指定外のものではシャルマン方式など別の製法を採っているものもあります。
-
イタリアのスパークリングワイン(スプマンテ、プロセッコ、ランブルスコ) スパークリングワインとはその8
全ての発泡性ワインを指します。つまり「スパークリングワイン」「ヴァン・ムスー」とほぼ同義語です。ただ、イタリア語の文脈の中で使用された場合はどの国のスパークリングワインも含めた呼び方ですが、日本語の文脈の中であえて使用される場合は、特に「イタリアのスパークリングワイン」を指します。
-
スペインのスパークリングワイン(カヴァ) スパークリングワインとはその9
スペインで造られるスパークリングワインのうち、特定の地域で栽培されたブドウを使用して、シャンパーニュ方式で造られるもの、もしくはその認定生産地域を指します。
-
ドイツのスパークリングワイン(ゼクト、シャウムヴァイン) スパークリングワインとはその10
二次発酵を経て造られる、ドイツのスパークリングワインです。最低条件として「10%以上のアルコールを含有すること」「3.5バール(約3.5気圧)以上のガス圧を有すること」が課されており、6ヶ月以上の二次発酵・熟成期間を要します。