スパークリングワインの概要
スパークリングワインの定義と種類
スパークリングワインとは、炭酸ガスを含有する発泡性のワイン(瓶内のガス圧が3気圧以上)の総称です。
シャンパンは、フランス北部のシャンパーニュ地方で造られる、アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ(Appellation d'Origine Contrôlée/原産地呼称統制)で定められた厳しい基準をクリアした製品を指しますので、スパークリングワインという大きな区分の中にシャンパンが含まれる、ということになります。
シャンパン以外のスパークリングワインとしては、フランスのシャンパーニュ地方以外の地域でシャンパンと同じ製法を用いて造られる中程度ガス圧の「クレマン」、フランス国内で造られるスパークリングワインのうちシャンパンと同程度ガス圧の「ムスー」、スペインでシャンパンと同じ製法を用いて造られる「カヴァ」、ドイツの「ゼクト」「シャウムヴァイン」、イタリアの「スプマンテ」「ランブルスコ」などが知られています。