山菜の天ぷら 辛口のスパークリングワインに合わせる料理
山菜の天ぷら 材料(4人前)
たらの芽 | 4~6個 |
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ふきのとう | 4~6個 |
こごみ | 4~6個 |
たけのこ(小) | 1本 |
こしあぶら | 4本 |
よもぎ | 2本 |
うど(穂先) | 4個 |
卵 | 1個 |
薄力粉 | 100g |
冷水 | 100~120ml |
大根 | 適量 |
塩、めんつゆ | 適量 |
山菜の天ぷら 作り方
- たらの芽はざっと水洗いし、根元の固い(木質化している)部分を包丁で削り取る
- ふきのとうは外側の皮を何枚かはがしたあとよく水洗いし、根元の固い部分を切り落として十字に包丁を入れる
- こごみは葉の中の汚れに注意しながら水洗いし、根元の固い部分を切り落とす
- たけのこは皮に切れ目を入れてぬかを入れた湯で湯がいてアクを抜き、大きめの短冊に切る
- こしあぶらはざっと水洗いし、根元のはかま(鞘のような固い部分)をはがすか、固い部分を切り落とす
- よもぎはざっと水洗いし、固くなるほど成長した部分はざるにおいて熱湯をかけ柔らかくしておく
- うどは穂先を切り取って水洗いし、根元の固い部分を切り落とす
(茎の部分は皮を剥いてアク抜きし、酢味噌和えなどにして食べる) - 溶きほぐした卵に冷水を加えてしっかり混ぜ合わせる
- ⑧に薄力粉を加え、菜ばしなどでざっくりと混ぜる
(だまが残っていても問題ない) - ⑨を氷水などで冷やしながら材料をいれ、180度の油で衣がきつね色になるまで揚げる
- 揚げ網やキッチンペーパーなどでしっかり油を切り、熱々のうちに塩やめんつゆでいただく
春を感じさせてくれる、日本の伝統的な山の味覚です。
「山菜の天ぷら」というと、スパークリングワインに合わせることに違和感を感じてしまいがちですが、和風の野菜フリットと考えるとしっくりくるのではないでしょうか。
山菜の持つほろ苦い風味は、辛口からやや甘口のスパークリングワインにぴったり。
特に熱々の天ぷらに塩を振っていただき、油と熱を持った口をワインで洗うように楽しむと、止まらなくなるほどのおいしさです。
山菜は成長するほどにアクや独特の風味が強くなりますので、スーパーなどで購入する場合も自分で採ってくる場合も、できるだけ小さめで柔らかいものを選ぶようにしましょう。
ここに挙げたものはたけのこ以外は難しい下処理のいらない山菜ですが、種類よっては揚げる前に下茹でなどの処理が必要になる場合もあります。
自分で採取する場合は、形の似た毒草が存在する場合もありますので、十分注意してください。
天ぷらの衣は好みによって配合を変えてかまいませんが、山菜の天ぷらの場合はやや薄めでぱりっと仕上がるくらいの方がおいしくなるようです。