鴨の胸肉のロースト 軽めの赤ワインに合わせる料理
鴨の胸肉のロースト 材料(2人前)
鴨の胸肉(ブロック肉) | 1枚(200~300g程度) |
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塩・胡椒 | 適量 |
タイム(ホール、もしくは粉) | 小さじ1/3 |
鴨の胸肉のロースト 作り方
- 鴨肉は調理開始の1~2時間前に冷蔵庫から出し、常温に戻しておく
- 皮に1cmほどの間隔で網目状に包丁を入れる
- 塩、胡椒、タイムを両面によくすり込む
- フライパンに皮を下にして鴨肉を置き、中火で焦げ目がつくまで焼く
- 焦げ目がついたらいったん肉をはずし、フライパンに溜まった余計な脂をキッチンペーパーなどでふき取る
- 皮を上にして鴨肉を戻し、ふたをする
- 中弱火で3~4分ほど加熱したあと火を消し、そのまま余熱で火を通す
- 冷めたら切ってみて、火が通っていたら薄切りにして皿に盛り付ける
鴨肉の独特の旨みをシンプルに楽しめるレシピです。
鴨は鳥肉の中ではしっかりとした歯ごたえがあるほうで、独特の旨みと脂身の多さが特徴。
最初に皮を下にして良く焼くことで余計な脂を省き、パリッとした食感に仕上げることができます。
カンピロバクターなどによる食中毒を避けるため、中心部までしっかり熱を通す必要がありますが、あまり加熱しすぎるとゴムのように硬くなってしまので、焼き加減には注意が必要です。
軽めの赤ワインの中でも、フレッシュな果実味や酸味が強いものが合うでしょう。
今回はワインの味や香りを楽しめるように最低限の味付けにしましたが、果物や蜂蜜、蒸留酒などを煮詰めて作ったソースをかけたり、染み出した脂を使って緑黄色野菜やきのこを炒めて付け合せにすることで、より濃厚な味わいにすることも可能です。
その場合は、やや甘口の赤を合わせてみても良いかも。
ワインに合わせる料理全般に言えることですが、あまりスパイスを効かせすぎたり、にんにくや生たまねぎなどの香味野菜を入れすぎると、ワインの香りを殺してしまう可能性があるため、アレンジする際には注意しましょう。