ワインに合うその他のおつまみ ワインに合わせるおつまみ
ピンチョス
ピンチョス 材料(4人前)
鶏もも肉 | 1/2枚 |
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ソーセージ | 2~4本 |
プチトマト | 4~8個 |
ブロッコリー | 1個 |
マッシュルーム | 2~4個 |
ラディッシュ | 2個 |
オリーブ | 4~8個 |
イカ | 1/2匹 |
スモークサーモン | 2~4切れ |
チーズ(モッツァレラ、カマンベール、チェダーチーズなど) | 適量 |
エビ | 2~4匹 |
バター | 1欠け |
オリーブオイル | 大さじ3 |
酢(ビネガー、バルサミコなど) | 大さじ4 |
塩、コショウ | 適量 |
ピンチョス 作り方
- 鶏肉は塩コショウをしてフライパンかグリルで焼き、ひと口大に切る
- ソーセージは軽くボイルしたあとフライパンで焼き目をつけ、ひと口大に切る
- プチトマトはヘタを取り、水洗いしておく
- ブロッコリーは小房に分け、沸騰した湯で固めに茹でてよく水を切る
- マッシュルームはかさを軽く拭くか水洗いし、ひと口大に切る
- ラディッシュは水洗いして葉を落とし、5mmくらいの厚みにスライスする
- オリーブは、種が入っているものは取り除く
- イカは内臓と皮を取り除いて半量をひと口大に切り、バターや塩コショウで味をつけつつ炒める
- イカのもう半量はひと口大に切ってボイルし、酢、オリーブオイル、塩、コショウのマリネ液に漬ける
- スモークサーモンはひと口大に切る
- チーズは味の強さに応じてサイズを変えつつ切る(味の強いものは小さく、あっさりしたものは大きく)
- エビは背わたを取ってボイルし、頭、殻、尻尾を取り除いてひと口大に切る
- 好きな材料を組み合わせ、長めの爪楊枝や串などで刺してひとまとめにして盛り付ける
スペインバルなどでおなじみのおつまみです。
いろいろな食材がひとまとめになっていて、片手で簡単に食べられる気軽さが、おしゃべりに集中したいカジュアルなパーティなどでの軽食にぴったりです。
基本的にはどんな組み合わせにしてもいいのですが、味のバランスはもちろん、ひと口で食べられるようサイズが大きくなり過ぎないように注意しましょう。
ひとつに色々盛り込むよりも、一人あたり同じ種類のものを二つ位食べられるように、小分けにして数を多くしたほうが食べやすくなります。
また、持ち上げた際に抜けて落ちてしまわないように、一番下には厚みのある肉類や固めの弾力がある食材を配置するのも重要です。
他の食材ももちろん使用できますが、ピンで刺すことで割れてしまったり、柔らかすぎてたれ落ちるようなものは適していません。
レシピではかなりあっさりめの味付けにしましたが、合わせるワインによっては濃い目のソースをかけたりしっかりスパイスを効かせるなどのアレンジも良いでしょう。
ハムロール
ハムロール 材料(2人前)
ハム(ロースハム、もしくは生ハムなど) | 分量 |
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メロン(アンデス、ハネデューなど固めで香り控えめのもの) | 1/8玉 |
リンゴ | 1/2玉 |
チーズ(クリーム、カマンベール、ゴルゴンゾーラなど) | 適量 |
アスパラガス | 2本 |
塩水 | 適量 |
ハムロール 作り方
- メロンは皮から果肉を取り外して軽く水気を切り、ひと口大に切る
- リンゴは皮を剥いてひと口大に切り、薄めの塩水につけておく
- チーズは味の強さに応じてサイズを変えつつ切る(味の強いものは小さく、あっさりしたものは大きく)
- アスパラガスは下の固い部分とはかま(茎についている固い部分)を省き、ひと口大に切ってから固めに茹でてよく水気を切る
- それぞれの具材をハムで巻いて器に盛り付ける
フルーツなどの食材をひと口大に切ってハムで巻いただけというお手軽おつまみですが、ワインととてもよく合います。
フルーツは用意したワインに合わせて、同じ系統の香りを持つものを使用すると失敗がありません。
汁っぽいものは、ハムが滑ってしまうのを防ぐために、キッチンペーパーなどで軽く押さえて表面の水気だけ切っておきましょう。
ハムに塩分がしっかり含まれますので、あまりしょっぱいものよりも甘味、酸味の際立つものの方が相性が良いようです。
本来はきゅうりやセロリなど生野菜もおいしいのですが、ワインと合わせると生臭さがでてしまう恐れがありますので、避けた方が無難です。
ハムは一般的なロースハムなどでも十分ですが、時間をかけて熟成させた生ハムを使用すると、同じように熟成したワインにも合うようになります。
ブルスケッタ
ブルスケッタ 材料(4人前)
フランスパン | 1/2~1本 |
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トマト | 2玉 |
ささみ | 2~3本 |
セロリ | 1/2本 |
たこ | 150g |
スモークサーモン | 4~8切れ |
クリームチーズ | 適量 |
玉ねぎ | 1/2玉 |
ピーマン | 2個 |
豚肉(バラ、もしくはこまぎれ肉) | 200g |
塩、コショウ | 適量 |
オリーブオイル | 適量 |
スイートバジル | 2~3枚 |
ワインビネガー | 1/2カップ |
オリーブオイル(マリネ液用) | 大さじ4 |
ウスターソース | 適量 |
ブルスケッタ 作り方
- フランスパンは中が比較的詰まった、気泡の小さいタイプのものを選ぶ
- フランスパンを1cm程度の薄切りにし、トースターでかりかりに焼く
- トマトは種を取り、賽の目に切る
- ささみは軽く茹でて水を切り、賽の目に切る
- トマトとささみを合わせ、塩、コショウ、オリーブオイルで味付けし、ちぎったスイートバジルを散らす
- 焼いたフランスパンに食べる直前に乗せる
- セロリは粗めのみじん切りにする
- たこは賽の目に切って軽くボイルし、水気を切る
- セロリとたこを合わせ、ワインビネガー、オリーブオイル、塩、コショウでマリネする
- 焼いたフランスパンに食べる直前に乗せる
- 焼いたフランスパンにクリームチーズを塗り、スモークサーモンを乗せていくらを飾り付ける
- 玉ねぎは粗めのみじん切りにする
- ピーマンは種を取り、細切りにする
- フライパンに油を熱し、玉ねぎ、豚肉、ピーマンの順に入れて炒め、塩、コショウ、ウスターソースで味付けする
- 焼いたフランスパンにバターを塗り、こぼれないように盛り付ける
ブルスケッタは、焼いたパンの上に色々な具材を載せて食べる、イタリア料理の一種です。
クラッカーに具材を乗せるカナッペに似ていますが、パンのサイズや種類を調整することでより幅広いトッピングを乗せられます。
パンをあまり分厚くしてしまうと、少し食べただけでお腹が一杯になってしまうので、破れてしまわない程度に薄切りにしましょう。
乗せる具材はワインの種類やタイプに合わせて好きなものを乗せられますが、あまり水分が多いもの、逆にぱさぱさに乾燥しているものなどは、パンとの相性が良くないので避けた方が無難です。
パンのサイズにもよりますが、クラッカーと違って一口で食べるのが難しいことが多いので、噛んでも具が落ちないように切り方や盛り付けかたを工夫しましょう。
アヒージョ
アヒージョ 材料(2人前)
にんにく | 2~3かけ |
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鷹の爪 | 2~4本 |
エビ | 8匹 |
マッシュルーム | 4~6個 |
たこ(足) | 100g |
アスパラガス | 3~4本 |
オリーブオイル | 適量 |
塩、コショウ | 適量 |
アヒージョ 作り方
- にんにくはみじん切りにする
- 鷹の爪は種をとりのぞく
- エビは頭と殻を取り除き、背わたを取る
- マッシュルームはかさを軽く拭くか水洗いし、ひと口サイズに切る
- たこはひと口大にぶつ切りにする
- アスパラガスは下の固い部分とはかま(茎についている固い部分)を省き、ひと口大に切る
- 小さめの鍋に具がひたひたになるくらいのオリーブオイルとにんにく、鷹の爪を入れ、中火にかける
- にんにくの香りがしはじめたら、良く水気を切った具材を火が通りにくいものから入れ、弱火~中弱火で火を通す
- 火が通ったら塩コショウで味を調え、耐熱容器にオイルごと移すか鍋のままテーブルに出し、スライスしたフランスパンを添える
たっぷりのオイルで、揚げるというより煮るようにして仕上げる、かなりがっつりとした料理です。
にんにくをたくさん使用するため、繊細な香りや複雑な風味を楽しむワインと合わせるのは避けた方が良いのですが、逆に気軽に飲める早飲み系のさっぱりしたワインで、油でぺたぺたになった口を洗い流すように食べると止まらないおいしさです。
辛口~やや甘口のスパークリングや酸味のしっかりした赤ワイン・白ワインを、きりっと冷やしていただきましょう。
油を吸わせて食べるためのフランスパンは絶対に必要ですので忘れずに。
ここで書いたもの以外では、しらす干しやちりめんじゃこ、貝類、きのこ類、ほうれん草など苦味のある青菜類、さいころステーキなどもおいしいですよ。
ちなみに、食べ終わった後はグラスにかなりがっつり油がついてしまうので、食器洗い洗剤などでいつもより丁寧に洗いましょう。
手まり寿司
手まり寿司 材料(4人前)
各種刺身 | 各4~8切れ |
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ご飯 | 3合 |
酢(ワインビネガー、もしくは穀物酢) | 大さじ4 |
砂糖 | 大さじ2 |
塩 | 小さじ2 |
手まり寿司 作り方
- 通常は厚めに切る魚も薄めの刺身にしておく
- ご飯は熱いうちに桶やボウルへ入れ、砂糖、酢、塩を加えてうちわで扇ぎながら切るように混ぜて酢飯を作る
- ラップに刺身と酢飯を乗せて包み、てるてる坊主を作る要領で口をまとめて絞る
- しばらくそのまま置いておき、形が安定したら開いて、刺身の側が上になるように皿に盛り付ける
ころっとして可愛らしい、簡単に作れるお寿司です。
握り寿司のような技術はいらず、手巻き寿司よりも手軽に作れて食べるのも片手でOK。
立食形式のパーティなどでも活躍してくれます。
ワインに合わせる場合は、酢飯の味(特に塩味)をちょっと濃い目にしておいて、お醤油は付けずに食べてもらうほうが良いでしょう。
お酢も穀物酢よりもワインビネガーを使用したほうが合わせやすくなります。
炭酸や甘みのあるワインは避け、辛口のコクあり白ワインなどを選びます。
特に、生の魚を食べる文化がある国や地域のワインだと、さらに相性が良いものが多いはずですので、組み合わせに迷ったら参考にしてみてください。