セントラル・ヴァレー カリフォルニアの産地と主要AVA3
セントラル・ヴァレー(Central Vally)
山脈に挟まれた、広大な平地をメインとする地域。
かつては海の底だったといわれている平野は肥沃で、ブドウのほかにも果物や綿の畑が広がります。
その平坦さをフルに生かして、アメリカ的な大規模機械化農業によって広範囲でブドウ栽培が行われているのが特徴です。
カリフォルニアで栽培されているワイン用ぶどうの、実に70%近くをここだけで生産しています。
栽培方法からも分かるように、植えられているのは主にジンファンデルやフレンチコロンバードなどのアメリカ系品種。
ジンファンデル単品で見ても、カリフォルニアで作られている総量の約45%をここだけで産出しているそうです。
セントラル・コースト(Central Coast)のモントレー・カウンティ(Monterey County)と同じく、大規模ワイナリーへとまとめて販売されていくこのスケール感はまさに「アメリカのブドウ畑」らしいといえるでしょう。
主要なA.V.A.
- ローダイ(Lodi)
- サン・ホワンキン・ヴァレー(San Joaquin Valley)