赤ワインのマリアージュ

赤ワインのマリアージュ　相性の良い料理の例

　複雑で繊細な香りを探求していたいならそのままが一番ですが、おいしいワインは他の食べ物と一緒に楽しむことで、その味わいを相互に高めあうことができます。
赤ワインには種や皮、茎の一部（果梗：かこう）、さらには樽からタンニンが溶け込んでいますから、味付けのしっかりした、どちらかというと油の乗った、魚よりは肉類との相性が良いようです。
軽いタイプの赤ワインであれば、豚肉や牛肉のプレーンソテー、鶏のロースト、スパイスの効いた豆類やきのこ類の煮物、コンソメやケチャップを使用した煮込み料理などがいいでしょう。
逆にしっかりとした赤ワインにあわせるなら、同じ肉類でも濃い味わいのソースをかけたものやビーフシチュー、レバーパテやサラミなどしっかりとした脂と味付けの加工肉、癖のあるタイプのチーズなどがおすすめです。
もしくは、デザートとしてなめらかなチョコレートと合わせてみてもいいかも。

赤ワインと相性の悪い料理とは

　ただし、あまり味や香りの強いものと食べ合わせると、せっかくのワインの香りが楽しめなくなってしまう可能性もあります。
料理とワインのどちらに重心を置くかも含めて、特徴をよく吟味しながら組み合わせを楽しんでみてください。