生牡蠣 軽めの白ワインに合わせる料理
生牡蠣 材料(2人前)
生牡蠣(中) | 6個 |
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レモン | 1個 |
生牡蠣 作り方
- 殻付きの場合
- 牡蠣は殻をたわしなどで洗っておく
- 牡蠣を平らな面を上にして持ち、先端と側面の中間付近を大きなはさみなどで切り砕く
- 穴があいたら、細いナイフか専用の器具を上の貝に押し付けるように差し込み、中の貝柱を切断して貝を開く
- 貝が開いたら下面の貝についている貝柱も同じように切断しておく(身がはずせるようになる)
- 器に盛り付け、くし切りにしたレモンを添える
- 剥き身になっているものを購入した場合
- 牡蠣は「生食用」と表示のある、賞味期限まで余裕のあるものを購入する
- ざるにあけて水気を切った後、海水くらいの濃度の塩水をボウルに作り、その中で振り洗いする
- 水を真水に替えて再度振り洗いし、水を2~3回かえて同様に行う
- 水を切って器に盛り付け、くし切りにしたレモンを添える
料理、というほどのものではありませんが、白ワインといえば生牡蠣ははずせません。
特にフランス北部のシャブリ地方で造られるシャルドネを使用した白ワインのように、刺激的でシャープな酸味を持つ白ワインは、潮の香りのたっぷり詰まった生牡蠣と相性抜群です。
今回は補助のためにレモンを添えましたが、十分に力のある白ワインと合わせるのであれば不要です。
注意点としては、生食する牡蠣は鮮度の高い、できれば衛生的な環境で育ったものを用意すること、そしておいしいからといって食べ過ぎないことです。
牡蠣は海水を吸い込んで様々な成分を濾しとるようにしてエネルギーを得ており、その濾過能力は「自然界の浄化フィルター」と呼ばれるほど。
不衛生なものは論外ですが、そうでなくとも好ましくない菌を保有している可能性は少なくありません。
生食用の牡蠣の産地では、海水を浄化しているところも少なくないので、そうした産地のものを選ぶようにすれば食中毒の確立を減らすことができます。
また、白ワインに含まれる有機酸は強力な除菌効果を持っていますので、食べる5分以上前にかけて漬け込んでおくことで表層の菌を殺菌することもできます。
ただし、それでもあまりたくさん食べると取り込んだ菌の量が許容量を超え、ひどい食中毒でそれ以降牡蠣が食べられない、なんて危険性も。
過剰な摂取を控えるべきなのは、牡蠣もワインも変わらないようです。