ワインに合うディップとクラッカー ワインに合わせるおつまみ
アボカドディップ
アボカドディップ 材料(4人前)
アボカド | 1個 |
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ヨーグルト | 大さじ3 |
レモン汁 | 小さじ1/2 |
塩、胡椒 | 適量 |
アボカドディップ 作り方
- アボカドは縦半分に切って種をはずし、果肉を賽の目に切る
- 塩、こしょう、ヨーグルト、レモン汁を加え、好みの食感になるまで潰しながら混ぜる
ヨーグルトとレモン汁の酸味が、アボカドのクリーミーな味わいを引き立ててくれます。
マロラクティック発酵を経た白ワインと良く合います。
また、ヨーグルトの代わりにマヨネーズを使うと、オイリーでこってりした味わいになってコクやボディの強いワインにも合わせられますよ。
にんにくのみじん切りを入れてもおいしいのですが、ワインと合わせると香りが潰れてしまう可能性もあるので、使う場合は注意しましょう。
明太子とクリームチーズディップ
明太子とクリームチーズディップ 材料(4人前)
明太子 | 2腹(50~80g) |
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クリームチーズ | 60g |
白ワイン | 大さじ2 |
塩、胡椒 | 適量 |
明太子とクリームチーズディップ 作り方
- 明太子の薄皮を切り、包丁やスプーンで中身をかき出す
- クリームチーズに明太子と白ワインを加え、滑らかになるまでよく混ぜる
- 塩、こしょうで味を調える
明太子のピリッとした味わいをクリームチーズが包み込んで、止まらないおいしさです。
ディップとして扱いやすいように白ワインで伸ばしていますが、これはお好みで生クリームや牛乳でも代用可能です。
バジルやクミンなどのハーブ、スパイスなどを加えてもおいしくなりますが、ワインの香りを邪魔しない程度にしておきましょう。
シェリーなど辛口のフォーティファイドワインか、コクありの白ワインに。
ハムと粒マスタードのディップ
ハムと粒マスタードのディップ 材料(4人前)
ハム(ロース、ボンレスハムなど) | 100g |
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マヨネーズ | 大さじ2 |
バター | 10g |
粒マスタード | 大さじ1~2 |
ハムと粒マスタードのディップ 作り方
- ハムは細かく刻むか、フードプロセッサーでペースト状にする
- マヨネーズ、室温に戻したバター、粒マスタードを加えてよく混ぜる
ハムを使用した珍しいディップです。
ハム、マヨネーズ、マスタードの組み合わせはまるでサンドイッチの味わい。
輪切りにして塩もみしたきゅうりと共にクラッカーに乗せて食べてもおいしいですよ。
市販のスライスロースハムの場合はコクを増すためにバターを入れますが、脂身の多いハムを使用する場合は入れなくても大丈夫です。
軽めの赤ワインか、暖かい地方の白ワイン、もしくはスパークリングワインなんかにも良く合います。
ブロッコリーと玉ねぎのコンソメクリームディップ
ブロッコリーと玉ねぎのコンソメクリームディップ 材料(4人前)
ブロッコリー | 1/2房 |
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玉ねぎ | 1/4玉 |
生クリーム | 30~40ml |
コンソメ(顆粒) | 小さじ1/2 |
塩、胡椒 | 適量 |
ブロッコリーと玉ねぎのコンソメクリームディップ 作り方
- ブロッコリーは小房に分けて茹で、ざるにあげてよく水気を切ってからみじん切りにする
- 玉ねぎはすりおろすか極細い千切りにする
- フライパンにバターを熱し、玉ねぎを飴色になるまで良く炒める
- 火を止めてブロッコリー、生クリーム、コンソメを入れてよく混ぜ、塩、胡椒で味を調える
野菜の甘みがコンソメクリームで引き立つ、スープ風のディップです。
玉ねぎの量を増やすと甘みが増し、刻み方を細かくするほどとろっとした仕上がりになります。
ディップしてもあまりたくさんクラッカーについてこないタイプなので、味付けはやや濃い目にしたほうがおいしくいただけます。
粘度をあげたい場合は、脂肪分の多いクリームを選ぶか、玉ねぎを炒める際に小麦粉を少々加えると良いでしょう。
タンニンのしっかりした濃い目の赤ワインや、逆にすっきり軽めの白ワイン、辛口スパークリングなどに。
ドライフルーツとカッテージチーズのディップ
ドライフルーツとカッテージチーズのディップ 材料(4人前)
ドライフルーツ(イチゴ、マンゴー、パイナップルなど) | 30~50g |
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牛乳 | 300ml |
レモン汁 | 大さじ3 |
スパイス(胡椒、キャラウェイシードなど) | 適量 |
蜂蜜 | 適量 |
ドライフルーツとカッテージチーズのディップ 作り方
- 牛乳を人肌くらいに温め、レモン汁を加えて軽く混ぜてしばらく置く
- 固形分が分離したら、濾し器やコーヒーのペーパーフィルターで水分と分離する
- ドライフルーツは細かいみじん切りにする
- 刻んだドライフルーツをカッテージチーズと混ぜ合わせ、しばらく置いて柔らかくなるのを待つ
- 好みでスパイスや蜂蜜を混ぜる
こちらはデザートにもなる甘口のディップです。
カッテージチーズに残っている水分をドライフルーツが吸って、半生の状態に戻った頃が食べ頃です。
カッテージチーズの水を切る際に、通常より少しだけ多めに水分が残るようにしましょう。
ドライフルーツはお好みで選んで大丈夫ですが、あまりかりかりになっているものや戻ってもあまり柔らかくならないようなものは避けたほうがいいかも。
相性の良いフルーツ同士であれば、複数使ってフルーツミックスにしてもおいしくなります。
スパイスは、黒胡椒やキャラウェイシードなどがおすすめです。
果汁濃縮系ワインや、甘口で重めの赤ワイン、同じフルーツやスパイスの香りを持つ白ワインなどに合います。
トマトとひき肉のディップ
トマトとひき肉のディップ 材料(4人前)
トマト | 1個 |
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ひき肉 | 100g |
玉ねぎ | 1/2個 |
鷹の爪 | 1~2本 |
にんにく | 1かけ |
バター | 1かけ |
チリパウダー | 大さじ3 |
赤ワイン | 大さじ2 |
中濃ソース | 大さじ2 |
塩、胡椒 | 適量 |
トマトとひき肉のディップ 作り方
- トマトは種ごと賽の目に刻んでおく
- 玉ねぎは細かめのみじん切りにする
- 鷹の爪は種を取り除き、細かくちぎる
- フライパンにバターを熱し、中火でにんにくと鷹の爪を炒める
- 香りが出たところで玉ねぎを加え、透き通ってくるまで炒める
- さらにひき肉を加えて炒め、チリパウダー、赤ワイン、中濃ソースで味をつける
- トマトを加えてしっかり混ぜ、塩、胡椒で味を調える
最後はちょっとしっかりめの、肉を使用したディップです。
チリパウダーと鷹の爪がひき肉のコクを引き出し、トマトの酸味と旨みが全体を引き締めてくれます。
トマトを入れたあとすぐ火を止めると、トマトのフレッシュな食感と強い酸味が残り、混ぜ合わせながらしっかり火を通すと、酸味が抜ける代わりに旨みが強くなります。
どちらも捨てがたい、と言う場合はトマトを二回に分けて入れるか、トマトにはしっかり火を通したあと、仕上げにケチャップを大さじ1程度加えると良いでしょう。
肉料理に負けないコクをもったパワフルや赤ワインや、長期間の熟成を経たフォーティファイドワインと相性抜群です。