イタリアの主要なブドウ品種 白ワイン用ブドウその2

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ピノ・グリージョ(Pinot Gridgo)

 ピノ・ノワールの突然変異として生まれた白ワイン用ブドウ品種。
イタリアではピノ・グリージョ、フランスではピノ・グリと呼ばれ、どちらも果皮が灰色がかったピンク色をしていることに由来します。(グリージョ、グリ、はどちらも「灰色の」という意味)
フランスで栽培されると、ボディの重い非常にパワフルなワインになりますが、イタリアでは逆に軽やかでソフトな、爽やかな酸味と後味のほろ苦さが特徴のワインに仕上がります。
ピノ・ノワールと同じく、育つ環境によって大きく味わいの変わるブドウだと言えるでしょう。
イタリア産はイタリア料理によく合う、気安いワインとして親しまれています。

カタラット・ビアンコ・コムーネ(Catarratto Bianco Comune)

 シチリア島を中心にイタリア全土で栽培される白ワイン用ブドウ品種です。
非常に古くから利用されている品種とされ、現在もイタリアでの生産量が白ブドウの中では2番目に多くなっています。
シチリア島で造られるフォーティファイドワイン「マルサラワイン」の原料としても有名です。