キャラファージュのやり方 基本とコツ
キャラファージュの手順
- 通常通りワインを開栓する
- テイスティングし、熟成が足りない(固い)と感じたらキャラフェを用意する
- 右手でボトルの底、左手でキャラフェの首を持ち、左手の親指を立ててボトルの首を乗せる
- ワインを静かにキャラフェへ注ぐ
- テイスティングしてみて、まだ固ければキャラフェ内でワインが回るように振る(スワリング)
- テイスティングとスワリングを繰り返し、十分開いたと感じたらグラスへ注ぐ
キャラファージュのポイント
キャラファージュはデキャンタージュと違ってそれほど難しい作業ではありません。
キャラフェはガラス製のものが多いのでボトルと勢いよく触れないよう注意し、こぼれてしまわないように気を付けることくらいです。
ただ、スワリングはやりすぎると熟成が進みすぎたり、繊細な香りの成分が飛んでしまう可能性があるので、やりすぎには注意しましょう。
特に少ない人数で飲む場合は一度で全てを飲みきることはできないこともあります。
その場合は、キャラフェやグラスの中でもどんどん酸化が進んでいくことも考え、「まだちょっと固いかな」くらいで止めておくほうが良いかもしれません。
キャラフェとボトルに大きな高低差をつけて注ぐのはデモンストレーションとしては楽しめますが、無駄にこぼしてしまう可能性が高くなりますし、空気と触れさせるのはスワリングで十分なため、あまり意味はありません。