金目鯛の煮付け しっかりした赤ワインに合わせる料理
金目鯛の煮付け 材料(2人前)
金目鯛 | 中サイズ1匹(もしくは切り身2切れ) |
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長ネギ | 1/2本 |
生姜 | 1欠け |
しょうゆ | 50cc |
酒 | 50cc |
みりん | 大さじ1 |
水 | 50cc |
塩 | 適量 |
金目鯛の煮付け 作り方
- 金目鯛はうろこ、えら、内臓を取り除き、中までよく水洗いをしてキッチンペーパーなどで水気をふき取る
- 掃除をした鯛の皮にばってんに切れ目を入れ、ざるに置いて熱湯を回しかける
(切り身の場合は①、②は省略) - しょうゆ、酒、みりん、水、しょうが、塩を鍋に入れ、ひと煮立ちさせてアルコールを飛ばす
- 金目鯛と長ネギを入れ、落し蓋をして中弱火で5分煮る
- 落し蓋を取ってみて、表面に色がついていなければお玉で汁をすくって鯛にかける作業を2~3分行う
- しっかり味がしみたら火を止め、器に盛り付ける
魚といえば白ワインに合わせるイメージがありますが、こってり濃厚な脂がおいしい金目鯛はボディのしっかりした赤ワインにぴったりの素材といえます。
バターソテーやアクアパッツァなどでも良いのですが、純和風の煮魚も意外なマリアージュを楽しむことができます。
調理が単純な分、素材の鮮度によっては臭みが出てしまうこともあるので、水洗い後のふき取りはしっかり行いましょう。
それでもまだ臭みが気になる場合は、背びれや尾びれをはさみでカットする、しょうがを塊ではなく細かく刻む、酒の分量を増やす(その分水を減らす)などの対処で軽減することが可能です。
今回は赤ワインに合わせるために甘さ控えめのレシピになっていますが、甘めが好きなら砂糖を小さじ1~大さじ1程度加えても。
甘くするほど汁が焦げやすくなり、焦げてしまうと苦味が出るので火加減や火にかける時間には注意が必要です。
香り高いタイプや果実感の強いタイプよりも、タンニンのどっしりとした複雑な味わいのワインのほうが合います。
赤ワイン以外ではスパークリングやフォーティファイドワインでも楽しめますが、どちらも甘口よりは辛口のほうが良いでしょう。
焦がさずにおいしくできたら、残った汁を塩や水で調味して、パスタやご飯を投入してもおいしいですよ。