赤ワイン用の主要なブドウ品種
カテゴリーの概要
赤ワイン用のブドウ品種のうち、主要なものをひとつずつ解説しています。
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カベルネ・ソーヴィニヨン 世界的に主要な赤ワイン用ブドウその1
フィロキセラの被害によってかつての代表品種が衰退してしまった19世紀以降、ヨーロッパ、特にフランスのボルドー地方を中心に世界中で大活躍しているワイン用黒ブドウです。
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ピノ・ノワール 世界的に主要な赤ワイン用ブドウその2
カベルネ・ソーヴィニヨンと並んで、世界の主要黒ブドウ品種に数えられています。フランスのブルゴーニュ地方原産で、ロマネ・コンティをはじめとする世界に名だたる高級ワインの原料として100%の割合で使用されることも多い品種です。
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メルロー 世界的に主要な赤ワイン用ブドウその3
カベルネ・ソーヴィニヨンと並んで、ボルドーの偉大なワインの原料となる品種です。性質も性格も相方のカベルネ・ソーヴィニヨンとは真逆で、粘土質などの保水力のある土地を好み、ふくよかな果実味となめらかな酒質を特徴とします。
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シラー 世界的に主要な赤ワイン用ブドウその4
フランスの、コート・デュ・ローヌ地方原産の黒ブドウ品種です。非常に濃厚で、パワフルなワインを生み出します。パワフルすぎて、若いうちは飲み疲れしてしまうほど攻撃的との評価も。
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カベルネ・フラン 世界的に主要な赤ワイン用ブドウその5
カベルネ・フランは、もともとカベルネ・ソーヴィニヨンの変異種だとされてきました。しかし実際には逆で、ソーヴィニヨン・ブランとともにカベルネ・ソーヴィニヨンの親に当たる原種であることがわかっています。
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グルナッシュ 世界的に主要な赤ワイン用ブドウその6
主にスペインで栽培されている品種です。単体で使用するとのっぺりした感じになりがちなので、ブレンドとして使用されることが多いのですが、表舞台にはあまり立てないわりに重要な品種としてよくワインの解説本などに登場します。