赤ワイン用の地域別ブドウ品種
カテゴリーの概要
赤ワイン用のブドウ品種のうち、主要なものを主な生産国ごとに解説しています。
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フランスの主要な黒ブドウ品種 赤ワイン用ブドウその1
スペイン原産の赤ワイン用ブドウ品種です。かつては大量生産のワイン用として栽培されていましたが、しっかりと収量を絞って栽培することで個性が際立つため、近年は良質なワインのブレンド用に作られることが多くなってきています。
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イタリアの主要な黒ブドウ品種 赤ワイン用ブドウその2
現在イタリアで最も多く生産されている、赤ワイン用ブドウ品種です。トスカーナ州とエミリア・ロマーニャ州を中心に、イタリア全土で栽培されており、「イタリアを代表する品種」と表現されることの多い品種です。
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ドイツの主要な黒ブドウ品種 赤ワイン用ブドウその3
1955年にドイツの研究所で人工的に開発された、赤ワイン用ブドウ品種です。親はヘロルトレーベとヘルフェンシュタイナーという、どちらも同じように人工的に作られた品種で、ドルンフェンダーが目的を持った研究開発の末に生まれたブドウであることがわかります。
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スペインの主要な黒ブドウ品種 赤ワイン用ブドウその4
リオハが原産の、スペインで最も生産量の多い赤ワイン用ブドウ品種です。世界的にみても、黒ブドウ中第4位の生産量を誇ります。
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アメリカの主要な黒ブドウ品種 赤ワイン用ブドウその5
アメリカ原産で、現在でもほとんどアメリカでしか栽培されていない珍しい赤ワイン用ブドウ品種です。黒紫色の中小粒の果粒が密集してつく、生食用ブドウで言うとデラウェアと巨峰の中間のような外見をしており、しっかりとしたタンニンとフレッシュな果実味、たっぷりとしたボディが特徴です。
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日本の主要な黒ブドウ品種 赤ワイン用ブドウその6
新潟県原産の、日本で初めて人工的に作られた赤ワイン用ブドウ品種です。「日本のワインブドウの父」と呼ばれる川上善兵衛氏によって、10000本以上の試験栽培・試験醸造の末に開発、分離されました。
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その他の国の主要な黒ブドウ品種 赤ワイン用ブドウその7
フランス南部原産の赤ワイン用ブドウ品種です。果皮が厚く色素が多いため、俗に「黒ワイン」と呼ばれるほど濃い色の赤ワインになります。